学校法人盈進学園 盈進中学高等学校

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理科

好奇心を育て科学的思考力を身につける

身の回りにある物質・現象は全てが科学です。物質・現象は解明されていることが多いと思われていますが、解明されていないことの方が多いです。あらゆる物質・現象を理科の知識からアプローチしていきます。
現在、大学共通テストを含め、実学的な学問としての理科教育が期待されています。そのため、知識の詰め込みにならないよう、特に中学校では身の回りの物質・現象とのかかわりを高校での学習(物理・化学・生物・地学)を意識しながら行っています。実験・観察などの体験型学習や、電子教材を用いた学習で、思考を深めていきます。

特徴ある学びづくり

6年間を見通した授業展開

一貫教育の特性を生かし、6年間の学習内容を見通した上で、生徒にとってより理解しやすい並びでシラバスを作成しています。そのため、中学校の授業の中でも高校の学習範囲を取り扱っています。

研究機器の充実

顕微鏡は1人1台準備しており、観察などを十分に行えるようにしています。iPadを活用し、さまざまな授業展開に対応できるシステムになっています。

6年間で学ぶ理科

中学テーマ
かけがえのない宇宙・地球・生命。
ゆるがせにできない原理・原則。
好奇心とやさしさが育っていく。
高校テーマ
花鳥風月森羅万象にふれ、その結実たる理(ことわり)に至る。

1・2年生

観察・実験などの体験型の授業を重視し、自然科学への興味・関心を広く探っていきます。

3年生・4年生

仮説や理論などの科学的思考力を求める授業を重視し、自らの適性を探り、進路の方向性を究めていきます。

5・6年生

自らの進路を確実に拓いていく力を形成していきます。

地域に根ざした環境教育の実践

環境科学研究部の活動と連携し「地域に根ざした環境教育」を実践しています。盈進の環境科学研究部では、21年前から山陽地方の3河川(広島県では芦田川だけ)にしか生息していない絶滅危惧種スイゲンゼニタナゴの保護活動を継続し、さまざまな環境保全活動を実施。研究部が行った芦田川水質水生生物調査、千塚池の絶滅危惧種オニバスの観察と水質調査、「瀬戸内海援隊」としての水質調査や海岸指標生物調査などのデータをもとに、発展学習として備後地方の生態系をテーマとした教材を作成します。地域の生態系の中で多様性を大切にすることや、絶滅しかけている生物だけでなく、生命の尊さ・美しさを伝え続けていくことで、「仲間づくり」や「仲間の多様性」を大切にすることを学びます。

盈進共育

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