「英語は言葉」。英語が話せない方が少数派という環境で4日間過ごして実感した。
「英語が話せる」ことは、特別なことではなかった。その単純な学びが、私の前にあった壁を壊してくれた。
目の前で笑いかけてくれるその人と話したい。被爆者の悲しみや願いを英語に乗せて語りかけたい。ともに平和を願う仲間と、思う存分語り合いたい。フォーラム中に芽生えたその思いが、これからの私の原動力だ。
英語に自信が無く逃げだしてしまいそうな私に、まっすぐ、そして優しく向き合い続けてくれたグループのメンバーたち。peace builderとなり、「世界のどんな人とも共に生きよう」と強く思った。
約30の国と地域から来た同年代の学生たちと、「核兵器廃絶」「平和構築」について、英語でディスカッションをした。
テーマによっては難しくて理解できず、正直苦しかった。みんなが笑っているところで一緒に笑えなかったし、聞かれてもすぐに答えることができなかった。
このまま何も話さず過ごすのは絶対にいやだと思い、休憩時間に英語で話しかけ、お互いの国のことや学校生活のことを語り合った。語学力の重要性を全身で感じた。
私は将来、世界中の人と繋がり、世界を取り巻く問題を解決したい。このフォーラムで、これからの日本、世界をリードしていくに違いない仲間たちと出合い、何事にも前向きな姿勢で挑戦することを学んだ。
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