学校法人盈進学園 盈進中学高等学校

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校長挨拶

盈進共育
~「仲間と共に、自分で考え、自分で行動する」~

生徒はかけがえのない存在

生徒は、仲間と共に、生徒自らの力によって日々前進し、新しい時代を創造する。
すべての生徒はかけがえのない能力をもっている。

私たち盈進の教職員は、そう信じています。
だから、私たち盈進の教職員の使命は、すべての生徒が自分の能力を存分に発揮できる生活と学習の環境を整えるのことなのです。「生徒は、仲間と共に、生徒自らの力によって前進し、高い目標を自らの力でつかむ」からです。学校の主人公は、生徒なのです。
私たち盈進の教職員は常に、生徒の目標意識をより高い次元に導きます。そして、生徒と共にあり、チャンスとアイディアを共有し、自ら立てた高い目標に向かう生徒を全力で後押します。

建学の精神「実学の体得」の現代版 ~「盈進共育」~

私たち盈進はこの考え方を「盈進共育」と呼びます。
「盈進共育」は、激変の時代を生き抜くための盈進の新たな指針です。それは、いかなる時代にあっても決して色あせることがない私学盈進の建学の精神「実学の体得」~社会に貢献する人材の育成~の現代版です。

わが私学盈進は、創立者藤井曹太郎先生によって1904年(明治37年)に創立され、ことしで116年目を迎える全国でも屈指の伝統校です。この間、盈進は、幾多の戦争と、激動の時代を乗り越え、いま、ここにあります。
財界、政界をはじめ、法曹界、スポーツ界、ジャーナリズムや芸術の世界など、あらゆる分野で活躍する卒業生約3万人が、母校盈進を見守っています。

新校舎に読書とICTの環境整備
~「仲間と共に、自分で考え、自分で行動する」ために~

2019年度、念願の高校校舎を新築し、中学校校舎も全面改築しました。全国に誇るどこにもない、極めて機能性の高い校舎です。そこに、読書とICTの環境を整えました。

読書は、すべての学力の土台となる豊かな言語力を育みます。これまで、「読書科」がその中心を担ってきましたが、激変の時代を「どう生きるか」という哲学を身につけるための読書活動を、さらに発展、充実させたいと考えました。だから、新校舎のメインフロアにそれまでの約3倍を誇る図書館を配置しました。図書館が、盈進の「知の集積地・発信地」です。

ICTは、激動のグローバル社会を生き抜くために必須のツールです。読書や教科学習、クラブ活動などで得られる知性や感性の受信と発信は、ICTを駆使して行われ、地域や世界とつながり、社会に貢献するために活用します。
「盈進共育」にとって、読書科と図書館、そしてICTは、仲間と共に、自分で考え、自分で行動し、仲間と共に、社会に貢献するするために不可欠な学習環境だと、私たちは考えているのです。

激変の時代を「どう生きるか」

止まぬ紛争、格差社会、AIの時代等々、現代に生きる私たちは、予測できず、答えのない諸問題に直面しています。だから、盈進は、「平和・ひと・環境を大切にする」人材の育成を「盈進共育」の基調としているのです。
まさにいま、人類は、予測できなかった「コロナ禍」に直面しています。国境を越えたグローバルな現代自体が引き起こした矛盾に、人類は地球規模で立ち向かっています。いまこそ、ひとりひとりが、ひとりの人間として、「どう生きるか」を問われています。

クラブ活動 ~たくましい知性としなやかな感性を育む~

盈進には、そんな未知の課題にも果敢に挑む「たくましい知性」と、異なる国籍や性別、思想信条、価値観などの多様性を尊重し受け入れる「しなやかな感性」を兼ね備えた人材の育成が求められていると考えます。
そのために、盈進は、クラブ活動も「全人格の形成」のために大切な「盈進共育」と位置づけており、とても活発です。

本気で打ち込み、自分の翼で、未来に帰ってほしい

盈進には、学問(勉強)、スポーツ、芸術、文化、ボランティア・・・盈進なら、どんな生徒も、どこかの分野で、本気で打ち込める環境と、それを互いに認め合う風土があります。だから、勉強も、仲間といるのも、クラブ活動も、行事も楽しいのです。

生徒はみんな、「未来からの留学生」です。「盈進共育」で、知性とやさしさにあふれ、たくましく育ち、自分の翼で、未来に帰ってほしいと願っています。盈進は、あなたたち「未来からの留学生」を待っています。

盈進中学高等学校 校長 延 和聰

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