2026年03月03日
3月1日(土)、第121回卒業証書授与式を挙行しました。式が始まるまでは盈進全体を霧が覆っていましたが、開式とともに空は次第に明るさを増し、卒業生の門出を祝うかのように霧が晴れ、青空が広がる、春の訪れを感じさせる一日となりました。改めまして、卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
後輩たちの温かな拍手に迎えられながら、卒業生は晴れやかな表情で入場し、これまでの3年間で培ってきた誇りと自覚を胸に卒業式を迎えました。日々の授業や学校行事、部活動など、仲間とともに過ごした時間の積み重ねが、みなさん一人ひとりの成長につながったことと思います。また、互いに支え合いながら困難を乗り越えてきた経験の中で育まれた思いやりや絆の強さは、これからの人生においても大きな力となるはずです。
理事長先生の話では、121期卒業生が盈進の歴史に新たな1ページを刻んだことの意義を述べ、「実学の体得~社会に貢献する人材の育成~」の精神を胸に、社会で力を発揮してほしいと語られました。卒業文集に触れ、仲間の存在が支えであったことを紹介し、その経験が人生の礎になると強調されました。さらに、「『生きている』ことは借りをつくること、『生きていく』ことはそれを返すこと」と述べ、社会へ踏み出す卒業生に力強いエールを送りました。また、「『生きている』ことは誰かに借りをつくること」、そして「『生きていく』ことはその借りを返していくこと」だと語り、これからの人生は『生きている』から『生きていく』時期に切り替えるときだと話し、社会に生きていく卒業生に熱いエールを贈りました。
校長先生の話では、卒業生が入学次からコロナ禍で制限生活を強いられたことに触れ、「隣の人と共に生きる」ことの価値を語りました。幼少時に満州から引き揚げてきた経験を持つ藤原正彦氏とその母である藤原ていさんにふれ、弱いものをいじめるような社会であってはならないこと、このような時代だからこそ必要なのは弱者への思いやりであることを卒業生に語り掛けました、そして、この盈進での生活が人生の糧になることを願い、門出を祝うメッセージを送りました。
「建学の精神 実学の体得」と、「盈進共育~仲間とともに 自ら考え自ら行動する~」を礎として、盈進で得た多くの仲間、そしてこれから出会う新たな仲間とともに、いかなる時代にあっても社会に貢献できる人として成長されることを願っています。本校での学びや経験、そして人との出会いを大切にしながら、それぞれの夢や目標に向かって歩み続けてください。
みなさんの今後のご活躍を教職員一同、心より祈念しております。