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外務省「ユース非核特使」フォーラムで報告

2017年11月29日

11月26日(日) 広島原爆資料館で、外務省主催「ユース非核特使フォーラム」が開かれました。外務省から委嘱され、国内外で、被爆の実相を伝え続けるユース非核特使12名が参加し、核なき世界の実現のため、自分達の思いを熱く語り合いました。

本校5年の高橋悠太君が、また本校と教育協力校の沖縄尚学高等学校から松元玲奈さんが参加し、ウィーン国連派遣で学んだことを中心に、それぞれ広島・福山、沖縄を代表して、自分達の言葉で力強く発表しました。

ロシア、アメリカ、インドの参加者と共に、午前中は慰霊碑へ献花を行い、被爆証言を聞きました。

午後のフォーラムには吉田外務省軍縮不拡散・科学部長,湯﨑広島県知事,松井広島市長も同席され、若い世代へ期待を込めたメッセージを送りました。国連報告で、高橋君は「対話」をキーワードに、これまで出会ってきた全ての被爆者、戦争犠牲者の思いを、国境を越え、次なる世代との対話を通じ、自分の言葉で伝え、拡げていくことが大切だと語りました。松元さんは、沖縄戦で大勢の仲間を失った元白梅学徒隊の中山きくさんの「戦争に正義はない。戦争の記憶を風化させてはならない。決して同じような犠牲者をだしてはいけない」という思いを全身で伝え、沖縄戦の過去から学び、現在の自分を通じて、未来へ繋いでいくことこそ重要だと語りました。

No more Hiroshima. Nagasaki. Okinawa. No more wars.

2人の声が、会場に響きました。

パネルディスカッションでは、核兵器禁止条約についても言及。自分たちこそが、世界平和実現のために、ピースビルダーとして、また、「ユース非核特使」としての自覚を胸に活動すると決意をあらたにしました。

今回のフォーラムを通じ、出会えた方々、またこうした機会を持てていること、そしてなによりも戦争の、被爆の実相を伝え続け、私たちの活動を支えて下さっているすべての方々に心より感謝したします。本当にありがとうございました。

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