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映画完成!今後、英語版で海外発信も!

2015年05月05日

教育映画「こんにちは金泰九(キムテグ)さん~ハンセン病問題から学んだこと~」(25分)が完成!今後、全国の図書館やビデオライブラリー等に設置され、一般市民の方々にも観ていただくことが可能になります。これから英語版もでき、海外にも発信されるそうです。

保護者のみなさまには5月16日(土)PTA総会で視聴していただきます。

この映画は、2013全国中学生人権作文コンテストで法務大臣賞(94万分の最上位)を受賞した現中3・後藤泉稀さん(受賞当時は中1)の作文:「NO!と言える強い心をもつ~ハンセン病問題から学んだこと~」を軸に制作されました。後藤さんは、ハンセン病問題から身近ないじめ問題も考え、作文に記しました。また、特に、絶対隔離法「らい予防法」(1996年廃止)によって国が差別をつくり、ハンセン病にかかった人々からふるさとを奪い、家族をも苦しめた歴史と、その差別を自らに宿した自分たち市民の責任にも言及。映画にもそれらが反映されています。映画では、金さんと出会い、人生を切り拓いていった耳が不自由なOG・濱田真由美さん(現大手家電メーカー勤務)も紹介されています。

2日(土)、岡山県の長島愛生園(国立療養所)で金さんや入所者自治会長・中尾さんはじめ、入所者の方々の前で上映会を行いました。制作会社社長で監督の高木さんもかけつけてくださいました。

映画は、文科省選定、法務省人権擁護局企画協力、厚生労働省・日本財団・笹川記念保健協力財団の推薦です。

金泰九(キムテグ)さんは、「特に若い人たちが映画を見て、ハンセン病回復者や家族が病気をかくさなくてもいい社会をつくってほしい」、後藤さんは「自分が金さんと出会って、ものごとを正しく知って正しく行動する大切さを学んだように、この映画を通して、自分と同じ世代の人々にも社会の問題に関心を持ってもらい、ともに、どんな人も大切にされる社会をつくっていきたい」と語りました。

映画のお問い合わせは映学社(03-3359-9729)

なお、このことは、新聞社各社、NHK岡山放送局、RSK山陽放送(岡山)でも報道されました。

また、後藤さんの作文は、法務省のホームページにて、AKB48のメンバーの朗読によって動配信されています。

http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken111.html

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